37億円 VS 家族との団らん(カルロス・ゴーン)

2019年12月29日、カルロス・ゴーン氏が日本を脱出しました。

カルロス・ゴーン氏が日本脱出のために負担したコストは、没収された保釈金15億円と脱出費用22億円の合計37憶円といわれています。

37億円ものコストを負担してまで、なぜ?カルロス・ゴーン氏は日本を脱出したのでしょうか?

弁護士の見解

カルロス・ゴーン氏の弁護人だった高野隆弁護士によれば、「国際人権規約に違反することが明白な保釈条件が、どんなに手を尽くしても解除されないことに彼は絶望を感じていた。」とのことです。

具体的にカルロス・ゴーン氏が絶望を感じていた点は、(証拠隠滅の恐れがある)「奥さんとの接触禁止」です。

実際にカルロス・ゴーン氏は「これは刑罰じゃないか。一体いつになったらノーマルな家族生活を送ることができるんだ」と高野弁護士に不満をこぼしていたそうです。

つまりカルロス・ゴーン氏にとっては、37憶円よりも「家族との団らん」のほうが価値があったということです。

もしあなたがカルロス・ゴーン氏だったら、同じような判断ができたでしょうか?

お金は使うためにある

今回カルロス・ゴーン氏の話をした理由は・・・・

お金は使うためにある」という当たり前のことを伝えたかったからです。

「お金がほしい」と思っている人は多いのですが、わたしが「具体的にいくらほしいのですか?」と質問しても答えられない人がほとんどです。

なぜ?お金がほしいと願っているのに、具体的に欲しい金額がわからないのでしょうか?

その理由はズバリ「お金の使い道が決まっていないから」です。

ではなぜ?お金の使い道が決まらないのでしょうか?

その理由はズバリその人にとって「重要なことがあやふやだから」です。

時間は有限です。結果を出している人ほどそのことを理解しています。

例えば世界的に有名な経営コンサルタントであり教育家である大前研一氏は「悩む時間があるなら考えろ」と主張しています。

また実業家の堀江貴文氏(ホリエモン)は「悩む時間は人生の無駄」であると切り捨てています。

そう。自分にとって重要なことがわかっている人は悩む必要がないのです。だから他人によりも、いち早く一歩先にたどり着けるのです。

もしあなたが仕事のない週末に早起きするのが苦手だったり、預金通帳に印字されている数字が時間の経過とともに大きくなることに満足するタイプなら、あなたは重要なことを理解していない可能性が高いです。くれぐれも注意しましょう。

お金持ちになるセオリー

お金持ちは、「お金を使ってお金持ちになる」ビジネスや投資のほうが、「お金を使わないでお金持ちになる」ビジネスや投資よりも楽であることを理解しています。

巷では『手元資金ほぼゼロでお金持ちになる方法』のような情報があふれていますが、実はそのようなやり方は難易度が高いのです。

なぜならばお金がない分をスキルやコネ等で補う必要があるからです。このあたりの話は、具体的な数字を当てはめればイメージしやすいかもしれません。

例えば、1億円を投資して300万円の利益を確保するビジネスや投資と、10万円の投資をして300万円の利益を確保するビジネスや投資では、後者のほうが難易度が高いことはなんとなく理解できるのではないでしょうか?

もしあなたが「お金持ちになりたい」とか「お金にふりまわされる人生はまっぴらごめんです」と願うのであれば、お金の使い道すなわち「あなたにとっての重要なこと」を発見しなければいけないのです。

重要なことが決まれば、お金の使い道も、あなたの時間の使い道も決まります。あとは「やるだけ」という状況を意図的に作り出せるのです。

「あなたにとっての重要なこと」は一体なんでしょうか?