笑顔は1000万ドルの価値を生み出す(by デール・カーネギー)

マクドナルドには「スマイルゼロ円」というメニューがありますが、そもそも笑顔とお金にはどのような関係があるのでしょうか?

デール・カーネギーは、「笑顔は1ドルの元手もいらないが、1,000万ドルの価値を生み出す。」という名言を残しています。

デール・カーネギーを信じるならば、笑顔はビジネスの最高の武器ということになりますが、、、、鵜呑みにしてもいいのでしょうか?

本記事では笑顔とお金の関係について深堀していきますが、その前にデール・カーネギーについて簡単に説明しておきます。

デール・カーネギーとは?

デール・カーネギー

1888年~1955年。「人を動かす」、「道は開ける」などの著作で有名なアメリカの作家。

貧しい家で生まれ、役者志望の営業マンとして活躍。その後、ニューヨークのYMCAで成人向けのコミュニケーションクラスを教える教師になる。

YMCA

Young Men’s Christian Associationの略。キリスト教青年会による若者(主に男性)のための宿泊施設のことを指す

1912年には、もっと自信を持ちたいと願う人のために「人と話すのが怖くなくなる」テクニックを教える教室を開く。(現在のデール・カーネギー・コース)

1936年には、のちにベストセラーとなる「人を動かす」を出版。仕事上と私生活で成功するためのアドバイスが収められていまる。

笑顔とお金の関係

ここから先は、笑顔とお金の関係について解説していきたいと思います。

笑顔のレパートリー

あなたはセールスマンの笑顔をみて「この人の笑顔、なんか胡散臭いな」と思った経験はありませんか?

そうなんです。実は笑顔と一口にいっても、たくさんの種類の笑顔があるのです。日本語で笑顔を表現する言葉はたくさんあります。

笑顔のあらわす日本語
  • にっこり
  • ニタニタ
  • にこにこ
  • にこやか
  • ニヤリ
  • ニヤニヤ
  • ニンマリ etc

果たしてお金になる笑顔とは、どのような種類の笑顔なのでしょうか?

お金になる笑顔

お金になる笑顔とは、本気の笑顔だと思います。本気の笑顔とは、ふとした瞬間に思わず表情にでる笑顔のことです。

ビジネスコミュニケーションに限定すれば、本気の笑顔以外の笑顔とは、(ちょっと乱暴かもしれませんが)いわゆる「愛想笑い」というやつでしょう。

なぜ?本気の笑顔がお金になるのか?その理由は2つあります。

1つ目の理由は、本気の笑顔こそが見込み客を楽しくさせる効果をもつからです。残念ながら、愛想笑いが感動を生むことはないでしょう。人間は「愛想笑い」と「本気の笑い」を見分けられるスゴイ能力の持ち主だと思います。

では本気の笑顔とは、どのような時に出せるものなのでしょうか?答えはズバリ「心の底から楽しいと思えることをやっているとき」です。これが2つ目の理由につながります。

2つ目の理由は、心の底から楽しいと思う仕事をやっているときには、高いパフォーマンスを発揮するからです。仕事をしていたら深い集中(ゾーン)に入り、周囲の呼びかけにも気づくことができないという時には、本当に高い生産性を発揮できるのです。あなたにはそういう経験ありませんか?

ようするに、お金のタメだけにイヤイヤやっている仕事の最中は、眉間にしわが寄り、見込み客を楽しませることができないだけでなく、100歩ゆずって見込み客と直接対面する仕事でなくても、イヤイヤやっている仕事では低いパフォーナンスに終始するため、顧客が満足するアウトプットの質を担保できないのです。

たとえば、以下のような状況を想像してみてください。

あなたの家の近所にケーキ屋さんがあるとします。あなたは家族の誕生日を祝うケーキを購入するために店内に入りました。

するとあなたは、本当につまらなそうにケーキをつくる職人と、「売れても売れなくてもいい」という態度の店員に出くわしてしまいました。

愛する家族の誕生日を幸せな気持ちで迎えたいあなたなら、おそらく「できれば違うお店でケーキを購入したい!」とか、「この店でお金を落としたくない!」と思うはずです。

最後に

この記事でお伝えしたいことはシンプルです。

ようするに、仕事を円滑に進める潤滑油としての笑顔と、お金になる笑顔はまったくの別物だということです。

もしあなたが周囲に笑顔を振りまいているのに高い評価を得られないと悩んでいるなら、もしかするとお金になる笑顔を手に入れていないのかもしれませんよ?

またもしあなたが「辛い仕事に耐えて頑張っているのに、なぜいつも失敗ばかりなんだろう?」と悩んでいるなら、楽しく仕事をしていないことが、失敗・挫折・低評価の元凶かもしれませんよ?

いつも一緒に仕事をしている人に質問してみてください。「わたし仕事中、どんな顔していることが多い?」と。質問するまでもなく、楽しんでいるかそうでないかはご自身の直感で判別できるとは思いますが。