金銭は独立の基本なり、これを卑しむべからず。(by 福澤諭吉)

「お金」=「卑しいもの」と思い込んでいる日本人は多いです。

お金持ちを目の当たりにした瞬間に、「あの人は何か悪い商売でもやっているに違いない!」と反射的に判断してしまう人も少なくありません。

しかしもし、あなたがお金に恵まれた人生を送りたいなら「お金」=「卑しいもの」という刷り込みは完全に捨て去らなければいけません。

なぜならばお金に卑しいイメージをもっていると、無意識がお金を稼ぐことにブレーキをかけてしまうからです。誰だって悪人にはなりたくないはずです。(よね?)

あなたはお金に恵まれた人生を送りたいですか?

もしあなたの答えが「イエス!」なら、福沢諭吉の名言をしっかりと胸に刻みましょう!これから詳しく解説したいと思います。

福澤諭吉とは?

福澤諭吉とは?

1835年~1901年。大阪で下級藩士の家に生まれ育ち、19歳で長崎に行きオランダ語と砲術を勉強。江戸に渡った後にアメリカとヨーロッパに行き、その後は慶應義塾を開く。

コトバの背景

福澤諭吉が「金銭は独立の基本なり、これを卑しむべからず。」と語ったのは、日本人にまだ資本主義が根付いていない明治の時代でした。

福澤諭吉は、日本が資本主義国家になるために日本人の教育に尽力しました。慶應義塾を創設し、西洋的な思想や制度に馴染みのない日本人に実学を推奨したのです。

福澤諭吉が説いた「独立自尊」は今なお慶應義塾のモットーですが、個人が独立するための基本として「金銭」が必要不可欠であると説いたのです。

深く理解するポイント

コトバの背景をカンタンに理解したところで、福澤諭吉先生の言葉についてさらに理解を深めていきましょう!

突然ですがあなたに質問です。日本は資本主義ですか?共産主義ですか?

資本主義とは?

あなたと同様に、多くの日本人は「資本主義です!」と回答します。しかし日本人は資本主義を心の底から受け入れているわけではないようです。

なぜならば「出る杭は打たれる」という言葉があるとおり、日本人はお金をもっている人を尊敬の対象にするというよりは、妬み嫉みの対象にするきらいがあるからです。

驚くべきことだと思いますが、多くの日本人は内心では資本主義を否定しているのです。

そもそも資本主義とは一体何でしょうか?

資本主義の世界を説明するために、まずは共産主義について説明したほうがわかりやすいかもしれません。

共産主義の世の中では、すべての労働の賃金は等しいのが特徴です。例えばコンビニで働く社長も店長もアルバイトもみんな給料は同じというのが共産主義の思想です。

つまり共産主義では「付加価値」という概念そのものを認めていないのです。

その一方で資本主義では「付加価値」の存在を認めています。ですから労働によって生み出す付加価値が大きければ、それだけ多くのお金を受け取ることができるのです。

付加価値の重要性

あなたはお金持ちになってもいいのです。なぜならば、日本は資本主義の国だからです。資本主義の日本で暮らしているのに、共産主義の思想のままでは一生お金持ちになれません。

あなたが男でも女でも、頭が良くても悪くても、若くても高齢でも、学歴があろうとなかろうと、大企業に勤めていようが中小企業に勤めていようが、、、、そんなものは一切関係ないのです。

あなたの生み出す付加価値が高ければ、「勝手にお金がついてくる」というのが資本主義の世の中なのです。

では付加価値とはなんでしょうか?

付加価値とは?

付加価値は必ずしも金銭的な価値で評価できるとはかぎりません。

しかしもしあなたの生み出した付加価値をお金にしたければ、「是非、お金と交換してでも手に入れたい!」と顧客の心を動かす『何か』を創り出せばいいのです。それが「お金になる付加価値」です。

あなたは毎日お金を使っていると思います。生活必需品以外にも、多くのものを購入していることでしょう。

要するにあなたは既に付加価値の正体を知っている可能性が高いのです。あなたには、ブランド品などに対して『なんでこんなに高いの?』と首をかしげてしまいそうになった経験はありませんか?

圧倒的に高い(金額的に)サービスを購入した経験があれば、誰でも感覚的に付加価値というものを理解できるはずです。

もし付加価値を生み出してお金に恵まれる人生を送りたいのであれば、付加価値を体感しないと話がはじまりません。

なぜならば、テレビやパソコン、スマートフォンを一度も見たことのない原始人にスマートフォンを説明するのが難しいように、「どれだけお金を支払ってでも手に入れたい!」という気持ちを経験したことのない人には「お金になる付加価値」について説明するのが難しいからです。

ワンポイントアドバイス

「金銭は独立の基本なり、これを卑しむべからず。」という言葉を深く胸に刻みこむ方法をご紹介します。

心の中で唱える呪文

福澤諭吉をあなたの先生だと思ってください。

そして福澤諭吉先生から「あなたには、圧倒的に高い付加価値を生み出す能力がある。」と励まされているあなたの姿をイメージしてみましょう。

福澤諭吉の生い立ちや姿形がわからない方は、慶應義塾大学の公式ムービーをチェックして臨場感を高めてみることをおススメします!

付加価値を体験する

もし付加価値というものを直観的に理解できなければ、あなたが「高付加価値」と聞いて想像するものを直に体験できないか模索してみましょう。

例えば勇気を出して高級ホテルのラウンジで1杯数千円のコーヒーを飲んでみるのもおススメです。

またせっかく高付加価値のサービスを体験したのであれば、その体験は五感をフル活用して記憶に残しておくことをおススメします。

例えばコーヒーを飲む空間や、ウェイターのサービス、流れている音楽、近くに座っている人たちの出で立ちや会話、コーヒーの匂いや味、食器のカタチ、ソファーの感触といったもの五感をフルに活用して記憶に刻みつけるのです。

最後に

付加価値を生み出そうと努力するうちに、「付加価値を生み出す本人が楽しんでいないと、付加価値を生み出すことは難しい」という事実にあなたは気づくはずです。

あなただって、つまらなそうな顔をしている人が生み出したサービスにお金を出そうとは思わないですよね?

でもそんな当たり前のことに気づかずに、今日もつまらなそうな顔をして働いている人は日本にはウジャウジャいるのです。

つまらない仕事に従事していると、「なんとかやりすごせばそれでいい」という気持ちが強くなり、低い付加価値しか生み出せなくなります。

当然ながら、低い付加価値しか生み出せなければ、低い付加価値に見合ったお金しか手に入れることができません。

あなたはお金に恵まれたいですか?

もしお金に恵まれたいなら、とにもかくにも付加価値を生み出すことに集中すべきです。

もちろん付加価値を生み出したらそれをお金に変える必要がありますが、交換すべき付加価値がなければ何もはじまりません。

ですからやっぱり、付加価値を創造することに集中すべきです。そして付加価値を確実に生み出すために、あなたは好きなことをやらなければいけません。

あなたが嫌いな仕事に100%の情熱を注ぐことのできる変わり者であるならば余計なお世話だと思いますが、、、、あなたは「嫌いな仕事に100%の情熱を注ぐ」という苦行に挑戦することができるでしょうか?

もし自信がなければ好きなことに没頭し、圧倒的な付加価値を生み出せばいいのです。

これまで世の中になかった付加価値をあなたが生み出した時、あなたは福沢諭吉が望んだ「実証的で・合理的な精神を身につけた独立した個人」に一歩近づくでしょう。