ジム・ロジャーズの名言から学ぶ成功哲学

ジム・ロジャーズの名言から学ぶ成功哲学

ジム・ロジャーズの書籍・講演などから学ぶことのできる成功哲学をまとめました。

ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び「世界3大投資家」と称されるジム・ロジャーズから学べることは多いので是非とも参考にして下さい。

ジム・ロジャーズとは?

名門イエール大学とオックスフォード大学で歴史学を専攻し、卒業後はウォール街で金融マンとしてデビュー。

ジム・ロジャーズを伝説の投資家にしたのは、ジョージ・ソロスと共に1973年に設立したクォンタム・ファンドでの驚異的なリターンでした。(10年間で4,200%!!)

37歳で金融業界から引退し、引退後はコロンビア大学で金融論の教授を勤めたり、テレビやラジオのコメンテーターとしても活躍。

「これからはアジアの時代が来る」と見越してシンガポールに家族で移住。リーマンショックや、ドナルド・トランプの大統領選挙での当選を予想。

日本では特に「北朝鮮開国」の予想や、将来を見越して「日本株は全部売った。」ことを明らかにしたことなどが注目を集めた。

ジム・ロジャーズからのアドバイス

ジム・ロジャーズのアドバイスをまとめていますので、あなたがRICHになるための参考にしてください。

1. 将来を予測しろ

ジム・ロジャーズは、「成功したいなら将来を予測しろ!」と強調し、そのために「歴史を勉強しろ!」とアドバイスしています。

もちろん過去の歴史を知ったところで、まったく同じ歴史が繰り返されるわけではありませんので注意が必要です。

MEMO

ジム・ロジャーズによる具体的な未来予測について知りたい方は、以下の記事で紹介した書籍がおススメです。

お金の流れで読む日本と世界の未来『お金の流れで読む日本と世界の未来』を読んでみた!

2. 他人と異なる考え方をせよ

ジム・ロジャーズは、成功したいなら「他人と異なる考え方をせよ。」とアドバイスしています。

他人と異なる考え方をするから、他人の人には見えないチャンスが見える。それが成功への第一歩だという理屈です。

ですから周囲から自分の考えを馬鹿にされたり、笑われたりしたら大チャンスだと考えたほうがいいとすら、ジム・ロジャーズは断言しています。

実際にジム・ロジャーズの成功は、数々の「他人とは異なる考え方・行動」に支えられているので、ジム・ロジャーズのアドバイスには説得力があります。

事例1)クォンタム・ファンド

ジム・ロジャーズが1973年にジョージ・ソロスと運用を開始した「クォンタム・ファンド」は10年間で4,200%という驚異的なリターンを記録しました。

驚異的なリターンを記録できたのは、当時はまだ興味をもつ人が少なかった『海外投資』や『空売り』に積極的に取り組んだからです。

事例2)ウィーン証券所

ジム・ロジャーズは、1980年代ににオーストリアが自国の証券取引所の規模を拡大しているという情報をキャッチし、ニューヨークにある一番大きなオーストリアの銀行の支店長に「証券口座を開きたい」と連絡したそうです。

しかし当時の支店長からの答えは「我々は証券取引所をもっていない」だったそうです。

とはいえ実際には、ウィーンに証券取引所は存在していたのです。そこでジム・ロジャーズはこのようなことを考えたそうです。

「オーストリア政府は証券取引所の規模を拡大するために優遇措置を提供しようと躍起になっているのに、オーストリアの銀行のニューヨーク支店長ですらウィーンに証券取引所があることを知らない。これはチャンスだ!」と。

ジム・ロジャーズはすぐにウィーンに飛び立ち、証券口座を開設し、株を買ったそうです。

3. 他人からのアドバイスに耳を傾けるな

ジム・ロジャーズは、投資をするときに他人からのアドバイスには絶対に耳を傾けないのだそうです。

その理由は、これまでの経験上、「他人の言うことに耳を傾けるとたいていは損をする。」とわかっているからです。

むしろジム・ロジャーズが参考にしているのは、「市井(庶民)の人からもらう、日常的なメール。」なんだそうです。

ジム・ロジャーズ曰く、日常的なメールには、業界の動向や株価の値動きの参考になるメッセージが隠れており、それらを参考に自分の頭で考えリサーチをし、行動に移すようにしているのだそうです。

つまりチャンスの原石はそこら中に転がっているということです。その原石を磨き、チャンスをつかみとることができれば、あなたも成功者の仲間入りができるでしょう。

4. 徹底的にリサーチせよ

ジム・ロジャーズは、「そこにチャンスがあるなら迷わず行動に移せ。」とアドバイスしていますが、裏を返せばそこにチャンスがあるとわからなければ「何もしないのが正解」だということです。

ではそこにチャンスがあることを理解するためには何が必要なのか?というと、それはもちろん「リサーチ」です。

ジム・ロジャーズ本人も、投資をするときに徹底的にリサーチしているのだそうです。

例えばジム・ロジャーズの場合、投資をするときには、会社の経営者の人物像、会社の財政状態、経営方針、競合他社、業界に対する政府の見解規制などの情報をチェックするだけでなく、できるかぎり投資候補の個人や企業を訪ねたり、競合からも話を聞き出すのだそうです。(トヨタについて知りたいときは、日産やフォードを訪ねるなどするそうです。)

ウォール街で働き始めた頃は、1日に15社をハシゴしたり、1週間で5つの都市を訪問したりすることも珍しくなかったそうですが、それでも毎日が楽しくてたまらなかったそうです。

ジム・ロジャーズはこのようなこともいっています。「投資先の業界や企業について本当に詳しければ、あの企業は伸びるとか、逆にこの企業は落ち目だということがわかるはずだ。」と。

つまりチャンスやリスクがわかるまでリサーチしなくてはならないということです。もしあなたが投資やビジネスに挑戦するとして、チャンスやリスクが見えていないのであれば「リサーチ不足」ということなのかもしれません。くれぐれもご注意を!

5. 儲けた時ほど調子にのるな!

ジム・ロジャーズは、ウォール街でビジネスをスタートさせてすぐ、大成功をおさめたそうです。なんとわずか5ヵ月で資産を3倍にしたそうです。

しかし大成功を収めて天狗になり、「自分は頭がいい」と思い込んでしまった結果、そのわずか5か月後には全財産を失ってしまったそうです。

そのような失敗を犯さないために、ジム・ロジャーズはこのようにアドバイスしています。「儲けた時こそ、ビーチにでも行って何もせずにいるのが一番だ。」と。

6. リアルアセットを持て!

世界中の政府が紙幣を刷りまくっています。つまり自国通貨の価値が目減りし続けているということです。

ジム・ロジャーズは、そんな時代だからこそリアルアセット(実物資産)を購入せよ、それがやがて来るであろう金融危機から身を守る最善の方法だとアドバイスしています。

7. 異なる視点を持て!

ジム・ロジャーズはイエール大学に入学した時から「これ以上知識を得ることはできないと思える瞬間まで、勉強する手を緩めない。」と誓ったそうですが、知識を得る時に特に意識していることは「異なる視点をもつ。」ということです。

なぜならば、誰しも思い込みや先入観から逃れることができないため「異なる視点」があることを意識しておかないと、知らずのうちに偏った価値観に染まってしまう可能性があるからです。

偏った情報に基づいて、偏った判断をした結果、周囲の人間からすれば当然のように失敗するが、本人だけがその理由についてわかっていないという悲惨な状況を避けるためなら、異なる視点を獲得するために一生懸命勉強できると思いますが、あなたはどうでしょうか?

8. 実際の経験に結びつける

ジム・ロジャーズの著書を読むと、「勉強しろ!」ということが何度も繰り返しアドバイスされていますが、机の上で勉強することと同じくらい重要なことがあると言っています。

それは机の上で勉強したことを「実際の経験に結びつけること」です。世界一周旅行に二度出かけたジム・ロジャーズらしいアドバイスだと思います。(1度目はバイクで世界六大陸を走り、二度目はメルセデスで116ヵ国24万キロを走破したそうです。)

最後に

ジム・ロジャーズからのアドバイスを忠実に実践するためには、忍耐強さが欠かせません。

なぜならば、ジム・ロジャーズが一貫して主張していることは「成功するチャンスだけでなく、失敗するリスクも認識できるようになるまで勉強やリサーチをせよ。」ということだからです。

ひたくいえば、投資で成功したいなら「何年続くかもわからない受験勉強」に挑戦するという覚悟をもって、投資をはじめなければいけないということです。

この指摘は、投資に初挑戦する多くの人にとって重い指摘だと思います。なぜならば、投資に初挑戦する人のほとんどは「汗水垂らさずに楽してお金を増やしたい」というメンタリティーで投資をはじめると思うからです。

あなたは大丈夫ですか?投資に挑戦するだけなら元手があれば誰でもできますが、「投資で資産を増やす」ことは決して楽な仕事ではないということです。

ジム・ロジャーズの場合は、投資で勝つために徹底的にリサーチすることが「楽しかった」そうなのですが、あなたはどうでしょうか?あなたも楽しく投資できていますか?